井岡一翔、井岡家の悲願達成ならず！「３階級制覇」は亀田興毅ただ一人。Newstweet

井岡一翔、井岡家の悲願達成ならず！「３階級制覇」は亀田興毅ただ一人。　

（更新日：2014-05-07 22:00）

計量は５０・８キロのリミットで一発パスした井岡選手。

「ボクシングを始めて３階級を目標にここまで来た。幻想が実現する時が来た」。

アマチュア時代に敗れた王者へのリベンジ、

そして叔父・井岡弘樹氏が果たせなかった井岡家の悲願達成へ、

舞台は完ぺきに整い当日を迎えた。

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試合は7日、「ＩＢＦ世界フライ級タイトルマッチ」が大阪のボディメーカーコロシアムで行なわれました。

井岡選手は過去のトラウマだったのか、終始、消極的なボクシングを続けてしまった。

その結果、井岡＝が１‐２の判定で、

王者のアムナト・ルエンロン（３４）＝タイ＝に敗れ、３階級制覇はならなかった。

ミニマム級（ＷＢＣ、ＷＢＡ）、ライトフライ級（ＷＢＡ）に続く３階級制覇を狙った井岡選手でしたが、

アマチュア時代の２００８年に負けているアムナト選手にプロでの雪辱はかないませんでした。

長いリーチを生かしたジャブで距離を確保して左右アッパーを合わせてくるアムナト選手。

スイッチに加えて、反則スレスレのクリンチワークも巧みで、

井岡選手にペースを終始渡さない。

１０回にホールディングでアムナトが減点されたが、それでも勝敗に関係はありませんでした。

井岡選手は叔父の元世界２階級王者・弘樹氏が

４度挑みながら成し遂げることのできなかった

“井岡家の悲願”

３階級制覇を今回は成し遂げることができませんでした。

３階級制覇は国内では亀田興毅選手（亀田）だけが達成しています。

初黒星を喫した井岡選手の通算戦績は１５戦１４勝（９ＫＯ）１敗となり、

アムナト選手は１３戦１３勝（５ＫＯ）。

井岡選手の再戦をファンは望んでいることでしょう。

今日よりはまた、悲願達成のため、井岡選手はきびしい練習に励んでいってくれるはずです。

なにわともあれ、井岡選手、ありがとう！そして、お疲れ様でした！

本名　井岡一翔（いおかかずと）
通称　ボクシング界のサラブレッド
階級　ミニマム級 - フライ級
身長　165.6cm
リーチ168cm
国籍　日本
誕生日　1989年3月24日（25歳）
出身地　日本（大阪府堺市）
スタイル　オーソドックス